2011年5月17日火曜日

リーズ・ドゥ・ラ・サール、ピアノ・リサイタル

2011年5月17日
紀尾井ホール(1階4列10番、3000円)
生誕200年記念オール・リスト・プログラム。
  • バラード第2番 ロ短調
  • 葬送 「詩的で宗教的な調べ」より
  • 愛の夢 第3番 変イ長調
  • ダンテを読んで ソナタ風幻想曲
  • 献呈(シューマン作曲)
  • 春の夜(シューマン作曲)
  • ラクリモーザ(モーツァルト作曲)
  • セレナーデ(シューベルト作曲)
  • イゾルデの愛の死(ワーグナー作曲)
  • (ア)ショパン2曲、ラヴェル2曲
震災の影響で来日キャンセルが相次いだので久しぶりの生演奏。20代前半の綺麗なフランス人ピアニスト。若々しい太くしっかりした音色で情感豊かな演奏。繊細さや弱音での集中度には少し欠けるように思うが、中域から低域の太く肉厚な音色のハーモニーがとても心地よい。そんな演奏スタイルとお国柄もあってか、リスト作曲よりも後半のリスト編曲、それよりもアンコール前半のショパン、そしてアンコール後半のラヴェルと、後ろにいくほど完成度が高い。特にアンコール3曲目が、油絵のような濃い色彩感で、最高の演奏。

せっかくなので10代半ばで録音したCDを2枚ほど買ってみた。14歳でこんなに弾けるの!?な色彩感豊かな好演奏。ライヴと同じように細かい表情や繊細さは感じられないものの、充実した低音をベースとした豊かな響きと、柔らかいタッチのなめらかな高音のコントラストには充分に惹きつけられるものがある。

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