2011年1月15日土曜日

カルロス・カルマー指揮、読売日本交響楽団

2011年1月15日
横浜みなとみらいホール(1階C9列18番、A席7,000円)
  • シューベルト:ロザムンデ序曲
  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番、スティーヴン・オズボーン(p)
  • ブラームス:交響曲第4番
ブラームスの対位法的で重厚な弦楽器の響きを堪能できる予想以上に良い演奏。弦楽器は明るめの渋くない音色で、ヴァイオリンの高音からチェロ・コントラバスの低音まで各パートとも明瞭でバランスも良い。弱音部の緊張感がいまひとつなのと、ffのハーモニーが雑な感じがするのが少し残念だけど、総じて良かった。モーツァルトは、軽快なピアノに対してオケが重々しいのが今風ではないけれど、これはこれでアリ。日本のオケは総じて強音部がいい加減に感じてあまり良い印象はなかったけれど、去年のムター&東京交響楽団も意外に良かったので、今年は日本のオケを聴いてみようと思う。

2011年1月3日月曜日

ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団、ブラームス交響曲

ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団、ブラームス交響曲全集から交響曲第4番。とてもゆったりしたテンポで落ち着きのある雄大な演奏、ドイツらしい渋く厚い弦楽器の音色、ホール後方で聴くような残響・反射音の多い渾然一体とした響き、低音に厚みのある重心の低い録音バランス。クライバー/ウィーンフィルの対極のイメージ。シュターツカペレ・ドレスデンの方が演奏・録音ともに自然に感じるが、ノイズは少ない。ライヴでは、切れのよい演奏が多く、このような雄大な演奏が聴けないだけに逆に新鮮であり、何度も聴きたくなる1枚になりそう。それにしても、テンポはかなり遅く、第1楽章の演奏時間はジュリーニやチェリビダッケよりもはるかに長い。