2010年6月2日水曜日

ヒラリー・ハーン&サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団

2010年6月2日
サントリーホール(1階4-29、¥23,000)
  • サロネン:ヘリックス
  • チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、ヒラリー・ハーン(Vn)
  • シベリウス:交響曲第2番
  • (ア)イザイ:メランコリア
  • (ア)バッハ:?
  • (ア)シベリウス:メリザンドの死(暗い曲)
  • (ア)シベリウス:?(明るい曲)
あまり好きな演目ではないのだが、ヒラリー・ハーンを生で見るためにサントリーホールへ。もう少し可愛いらしいのかと思っていたけど、無表情とぎこちない笑みがサイボーグのようだ。オケもやたらと貫禄あるオバちゃんばかりで、ただひとり彫の深い顔立ちのチェリストが美人。
ヒラリー・ハーンのチャイコフスキーは、よくある盛り上げ重視のこってり演奏ではなく、正反対の、澄んだ音色でクールな演奏。柔らかく、暖かい低音が綺麗。CDで聴いたとおりの演奏で期待した通りではあるのだが、この曲はもう少し変化に富んだ演奏の方が飽きなくて好き。イザイのメランコリアは繊細な重音がとても美しく、最も良かった。アンコールのバッハも好感。
よくわからない現代音楽は置いておいて、シベリウスは、オケの低重心で渋い音色と、暗~い曲想がマッチしていた。シベリウスは普段聴かないし、それほど好きでもないけれど、最後まで寝ずに聴けたのは演奏が良かったおかげだろう。
座席がチェロとコントラバスの正面だったせいか、低音がとてもよく響き、自分好みの低重心で渋い弦楽器の音色。シャープさは欠けるがハーモニーは良かった。今日はヒラリーハーンを見るのが目的なので前のほうの席にしたが、オケを聴くには舞台に近すぎて弦楽器の一体感がいまひとつ。2階席最前列ぐらいでブラームスやドヴォルザークを聴いてみたい。

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